2020年 10月 16日
オステオパシー講座
最近の祝日は、オステオパシー講座を設けています。
私がオステオパシーを学んでいる師・山端先生の理論の下、
オステオパシーの歴史、基本的な第一次呼吸での動きを感じ取り、それを基に基本的な脳脊髄液の循環や静脈を環流させるテクニックを皆さんと一緒に実践しています!
オステオパシーは、全身の呼吸システム(身体呼吸)を整えることにより、本来備えているはずの、恒常性、イネートインテリジェンス(自然治癒力)を最大限に発揮できるように手助けをすることを目的にした自然療法です。
このオステオパシーで大きな役割を果たすのが、CSF(脳脊髄液)です。CSFは、頭蓋骨では脳を、脊柱の中では脊髄を保護し、神経系に栄養素を運び老廃物を運び出す役割をしています。
オステオパシーを始めると、受講生の皆さんからは「全然何も感じられません~」「なんか少しずつ動きがわかってきました」など様々な意見が飛び交います。
私も最初は「よく分からない」というのが、率直な意見でした。
しかし、何度も何度もやっていくうちに、自分がニュートラルで無になること、個々の微細なエネルギーを手指に感じとることだけに集中すると、なんと不思議…骨の動きを感じとることができるのです。
自分が、あちこち気がいってしまっては感じとることができません。ある有名なトレーナーの方が「施術者はニュートラルであること、グランディング(地に足がついてること)、これが一番大事です」と言っていたのを今でも思い出します。
今となっては、その言葉を痛い程身をもって理解できます。
微細なエネルギーを感じる事で、色々なことを感じとることもできてきました。